《MUMEI》 「あぁ、もう釘なくなっちゃった…。」 朝香は幼い子供のように言った。 「ちゃんと補充しとけば良かった。しょうがない、じゃあ次は包丁にしましょうか、ねぇましろさん。」 反応する力も もうない…。 「包丁は、全部で50本もあるんです。では、行きますよ…ましろさん…。」 "グサッ!" 朝香は包丁を、ましろの左の手のひらに差した。 前へ |次へ |
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