《MUMEI》

ラルンはまだ屋根の上にいた。


まさか
勳羅に
私が見た塁羅の記憶を
見られるとは
思わなかったな


あの時は
油断した


油断し過ぎた…


だが
勳羅に塁羅のことを
知られて
良かったのかも
しれない…


あいつは良く頭が回る


陰で塁羅のことを
守っているだからな


それは私もだが

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