《MUMEI》

「で、あなたは何がしたいのかしら?」


眼鏡をかけ、きつい目をした女性が爺さんに聞いた。


「わしは魔法使いを造りたいのじゃ。」


「あら、面白そうね。神を造ろうというのかしら?」


「神を造るのではない、神に近き人間を造るんじゃ。」


「第2の神ってことね、面白そうだこと。爺さんにしては、なかなか良い考えをお持ちなのね。

私も魔法使いの人間を生み出してみたいわね。」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫