貴方の中の小悪魔
を知る神秘の占い《MUMEI》閃光
宇宙ステーションの司令部へと戻った俺は、そこで仲間に倒された2人の異星人を確認した。
「無事のようだな、セカンド」
「ああ、現役を退いたといってもトレーニングはやめちゃいなかったからな」
俺は倒れている異星人の一人を調べることにした、奴らが顔を隠すマスクを取る。
「・・ッ」
「こいつは・・・アンドロイドか?」
マスクの下には映画や漫画でみたような異星人の姿ではなく、すべてを機械で構成された顔があった。
人類が宇宙に進出して一世紀半が経つが、今だこのように完全な人型の、ましてアンドロイドを製作する技術は地球には存在しなかった。
「驚いたな・・まさにSFチックだよ」
「こうして宇宙ステーションを襲われたこと自体、SF映画のようなものさ」
呆気にとられていると統合政府からの通信が入った
「・・・こちら統合連邦司令部、ステーション071応答されたし・・・」
「よぉマッケンジー、こっちはピンピンしてるぜ」
「無事だったかセカン・・いやアドラフ!心配させやがって」
「おいおい、俺もいること忘れんなよ?」
「ベアか、すまない、とにかく2人とも無事でよかった・・
ところでそちらの状況は?」
「侵入してきた4人全員を始末した、生け捕りにする余裕はなかったがな、驚くなよ?相手はアンドロイドだったんだぜ」
俺がそういうとマッケンジーは苦笑する。
「はは、そりゃまるでSF映画だな」
こいつも同じことを言いやがる。
しかし、急にマッケンジーの顔色が変わった。
「・・・どうした?」
「おい、アドラフ・・宇宙ステーション周辺に、高い熱源反応が幾つもある!!」
「何!?」
咄嗟、ベアが何かを叫んだ。
俺が振り向き、外を映し出すディスプレイを見たとき。
そこに広がっていたのは・・・
「ロボットだと・・!?」
刹那、閃光が俺を包み、俺の視界は白く塗りつぶされた・・・
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