《MUMEI》
煌の素顔
「煌さま〜お茶をお持ちしますね。」


「あ…シオン、足元…気を…」
煌が言い終わらない内に、ズデ〜ン!と派手に転ぶ、シオン。


「大丈夫か!シオン。」


「はい…すみません、わたくし…。シュン…」
項垂れるシオン。


「まあ〜ったく、シオンは僕のポーカーフェイスを崩す天才だな〜!」


煌は、シオンにだけ見せる、彼本来の素顔で言った。


「シオン!」
煌は、意地悪そうに笑い、シオンの手を取った。


「僕は、お茶なんかより〜シオンが食べたいよ。いただきます♪」


「煌さま…あの…うっ…ん…ふっ…」
煌は、シオンの唇を塞いだ。


満月が見えないように〜キチンとカーテンを引いた部屋からは、煌とシオンの愛する音が響いていた。

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