《MUMEI》

「俺は足…。」


「手…手を喰わせろ…。」


「俺はももの肉…。」


「肉が多い所を…。」


ゾンビは一斉に微笑み、人間にはない牙を光らせた。


それが合図だったのか、ゾンビは一斉ましろに噛みついた。


「あ゛っ!」


すごい顎の力で腕や足を引きちぎっていた。


引きちぎっていた腕などは、奇妙な音を立てながらゾンビたちは喰っていた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫