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《MUMEI》 ｢どうして、そんなことを…。｣ ｢どうしてって、やんなきゃ、こっちが殺されるんだよ！聞いてるだろ、最後の１人になるまで殺し合うって。｣ ｢…だからって雪羽ちゃんじゃなくても…。｣ ましろは顔が見えない、雪羽を見た。 ｢じゃあ誰を殺せばいいんだよ。｣ ｢殺さなければいいじゃん…逃げようよ…。｣ ｢よくそんなことが言えるよな、実の弟ユナセを殺しておいて！｣ 龍成は、ましろをすごい目で睨みつけた。 前へ |次へ |
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