《MUMEI》 「紗菜由ちゃん!」 ましろは、走って紗菜由に近づき抱きしめた。 「お、お姉ちゃんっ!?」 少し抱きしめると、すぐに離れた。 紗菜由は、右肩を押さえながら泣いていた。 衣服が血で染まり出していた。 銃で撃たれたようだ… 「紗菜由ちゃん…肩大丈夫?さっき抱きしめた時痛くなかった?」 「大丈夫でありますよ。」 前へ |次へ |
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