《MUMEI》 すると紗菜由の顔が、恐怖に染まった。 「鬼ごっこは終わりにしようか…。」 ましろは声がした後ろを振り返った。 そこには20代前半ぐらいの男性が近づいてきていた。 銃を両手に持ち、銃弾を首や肩にぶら下げている。 「あ、あっ…お、お姉ちゃん!速く、速く逃げて下さいであります!」 紗菜由は、血の付いた手でましろの手を強く握った。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |