《MUMEI》

ましろは目を開けた。


紗菜由ちゃん…
今行くから…


ましろは重くだるい体で立ち上がった。



ましろは
あの時
聞こえた声の
方角を進んでいった。



ダメだ体が重い…


ましろは下を向きながら、歩いていった。


「……!!!」


ましろは、人が倒れているのを見つけた。


ましろは、ゆっくり近づいていった。

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