《MUMEI》 ましろは唾を飲みこみ、拳を握りしめた。 「それ…誰ですか…。」 「どれ?」 音歌は地面に倒れている死体を見た。 「その手に持っている人…。」 音歌は、左手を上に上げた。 「これ?」 ましろは、無言で驚くことしか出来なかった。 「龍成だよ!」 音歌は、満面の笑みで言った。 前へ |次へ |
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