《MUMEI》 ましろの頭の中には、『絶望』という言葉が何回も繰り返されていた。 「無力ね…ましろちゃん…。」 音歌は、ましろを押し倒し腹の上に座った。 「ゆっくり、首を斬ってあげる…。」 音歌は、刀の刃をましろの首に当てた。 紗菜由ちゃん ごめんなさい 私は あなたを 守れなかった…。 すごく 守りたかった… 嘘じゃないよ…。 私は… 大事な人を また失った 前へ |次へ |
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