《MUMEI》
CASE1:野村光司
「がんです。」





気分が悪くて 病院に来た。
今まで病院というものに縁がなく、丈夫に健康に育ってきた。

大好きな野球を続け、
高校最後の夏も終わり、
大学に入ったら草野球チームでも作って、

死ぬまでボールを触っていようぜと、


ついこの間、友人たちと騒いでいたのに…








「え…何、言ってんスか…」


目の前にいる医者の言葉が、ずっと頭の中で響いている。


それからずっと、俺にわかりやすいように話をしてくれてたけど、結果は同じ。








俺は、ガン。

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