《MUMEI》 「…はい。…でも、ちょっといいですか…?」 「…何?」 「ひとつ気掛かりな事があるので、僕はキラの部屋から死角になる場所で隠れています…。」 ニアは、向かって右側の窓際の壁に、ピタリと背中合わせに立って隠れた。 「……?」 ドラミは、この期に及んでまだ秘密を隠し持っているようなニアの振る舞いに、一抹の不安を覚えた…。 \/\/\/\/\/\/\/\ 「さぁて…… …もう来るかなぁ?(笑)」 出来杉は学習机の前に座り、椅子をクルリと回転させて窓の方を見ている…。 まるで其処からドラミ達が現れるのを予測しているように――…。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |