《MUMEI》
バイセクシャル
「今日はホントにすんませんでしたっ。俺明日カラ頑張ります!」
美咲さんは的確に仕事をこなした。そのため、たくさんの証拠をつかんだ。俺って探偵なんだなぁと思い出した。

時刻は深夜2時。

辺りは真っ暗。

事務所の駐車場には他の車7台全てあった。
さいごのスペースに車を停めた。

達也が一息ついた。

「あの……。拓史とのアレ……。俺っ!そっちじゃないですから!」

「あぁ…。別にどっちでもいいんじゃない?」
美咲は達也が必死なのには目を丸くしたが、内容には冷静だった。

「え…」
達也は美咲が目撃したときも驚かなかったのが不思議だった。

「拓史も私もバイセクシャルだから。」
意味がわからなくて
時がとまった。

「はい……?」

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