《MUMEI》

彼は…この船のオーナー会社の息子らしい。研修としてボーイをしていたそうだ。


『やはり、彼だわ!間違いない。でも…何故?歳も私と違わないのに…この姿の彼が、五歳の私の傍にいたの?』


眠る彼を見ながら〜疑問ばかりが沸き上がる。


彼はなかなか目覚めなかった。まるで〜夢を見ているかのように…


私は婚約破棄をして、家を出た。そして彼の看病をした。


そう〜今度は私が彼の見守る人になったのだ。

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