《MUMEI》 「幸、先帰ったほうがいんでない?」 ナオが窓の外を見て言った 「…あぁ」 「あたしとのいはまだ仕事あるし」 「…そぅだな、じゃあ俺、先帰るから」 幸君は私に向かって言ったが、その表情は浮かないものだった けして、雨や風に対してのものではなく その、表情は私に対して向けられていた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |