《MUMEI》

「あらあ、いっくん!」


「あらあ、真夜ちゃん!と川中島くん。」


「よぉ!お二人さん。」


「丁度良かった。真夜ちゃん、湘南が良い?九十九里が良い?」


「え!?」


「いっくん!それは一学期が終わってから!!」


「は〜い。」


「そうだ!おに〜ちゃん、質問しても良いかしら?」
真夜ちゃんが聞いた。


「どーぞ、どーぞ!大歓迎。」


「あれぇ?授業そんな所までやったっけ?」


「予習よ。」


「あへっ…」パタリ!机にうつ伏すいっくん(笑)


「そうだね、いっくんは復習ですら、一度しかやってる所見た事ないけどね。」

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