《MUMEI》

「はーい、悪うござんした。」


…数学の教科書見ても…う〜わかんないや…う〜〜!


「あっ!そーだ!!!」
突然叫ぶ、いっくん。


「え?何?」


「新しい水着、買って貰おーっと。」


ジロッ…
おに〜ちゃんの冷たい視線!


「あっははっ…分かってます……はい…あ、これ、わかんないや…」


「明日は、友達誘いなよ。皆でやろう!その方が、楽しく覚えられるしね。」
おに〜ちゃんの提案に渋々頷くいっくん。


「いっくん!わかってるな!」


「はーい。」


「全く、最近は返事だけは、はい、はいって素直なんだから。」


「あははっ…はーい。」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫