《MUMEI》

ましろは、決心しゆっくり袋を開けてた。


袋をほどいたが、まだ中を覗くことが出来なかった。


ましろは袋の口を強く握りしめていた。


中を見るのが恐い…


でも食べ物っていう
可能性も…


良い方向に
考えよう…


少し時間が経ってから、ましろは袋の口を開き、恐る恐る中を覗いてみた。


「きゃっ…。」


ましろは小さな悲鳴を出し、その場に座り込んだ。

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