《MUMEI》
 引きこもり
 あの日以来、姉は部屋から出ない日々が続いてた

俺も、話しかける言葉がみつからなくて、
ダイニングテーブルに、コンビニ弁当を置いて、
扉越しに、話しかける程度だった
 
返事は一度もないけど

最近は、少し、食べるようになったみたいだ

 
夜中に扉をノックされた

姉「大翔(ひろと)?起きてる?」

俺「ん、起きてるよ」

姉が扉を開けた

姉「…ありがとね」
それだけ、言うと、部屋に戻っていった

少しは元気でたのかな

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