《MUMEI》 暴力北川が出て来た 1時間以上待たされてた 北川「ここじゃなんだから、そこの公園行こうか」 無言で公園まで歩いた 北川「で、どうしようっての」 俺、言葉が何も出なかった 怒りだけが、俺を支配していた 実際、呼び出して、どうするつもりだったのか、俺自信、わからない 気が付いたら、北川を殴ってた、 本気で人を殴ったの、初めてかも… 殴り返されても、かまわず殴りつづけた 北川を、転ばせ、馬乗りになって殴ったとき、 いきなり、背後から、 ドンッ!! 強い衝撃が 北川「遅ーよ」 男「悪りぃ、待たせたな」 男2「こいつ?、あの女の弟って」 囲まれてた ボコボコに殴られ、蹴られた 男2「ガタガタ言ってると、お前のねーちゃん、ネットで有名人になっちゃうよ」 ヘラヘラ、笑いながら、俺の耳元で、そう言った 俺、その男の小指掴んで、 バキッ!! 折った 男2「ぐっ!いてーぇ!!」 転げまわってやんの 北川「てめえ、シャレになんねーぞ!!」 北川の蹴りが、俺の顔面に! 頭がくらくらした 景色がまわる 誰かが、何か叫んでる 冷たい あれ、俺、土の上だ 「大丈夫か!」 警察官? 俺は救急車で病院に運ばれた 通りすがりの人が110番、したらしい 俺、適当に嘘言って、 街でいきなり、からまれた、と、言ってしまった 姉が、病院に迎えに来た 姉「大翔、何やってんの!!」 俺「…」 姉の顔を見れなかった 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |