《MUMEI》 俺は忍者にことを告げた 友人が荒らしに通報され、アク禁になり困っていると 忍者はきっぱりと答えた 「そりゃ諦めろ、でござる」 正論だ さらに忍者は俺に人生について説いてきた 話は続く 10分は話したかなぁ 最初はまあまあ面白かったがだんだんうざくなった ベテランに止めてなんて言うと失礼だし なんか会社の上下関係みたいな感じがする 俺が平で忍者が課長クラスの格 耐えきれなかったので 忍者に合わせて 「拙者、これにてドロンさせていただく」 これはまずかったらしく 「てめえなめてんのか!」 とか言ってるし ひいいいぃぃぃ! ごめんなさいぃぃ! 「すいませんでした!話聞かせて下さい!」 上司の忍者を怒らせると怖い 「最後まで聞いてくれよ」 …実際に最後まで聞きました 30分ほどかかった 忍者はすっきりしたらしく 「俺に聞きたいことはあるでござるか?」 と、上機嫌になっていた 「なんでそんなにうざいの?」 と言おうとして 止めた 「特にないでござる」 やはりまずかったらしく 忍者は 「通報してくる」 と言ったきり出ていった 終わった 目の前が真っ白になった さよなら みんな 途方にくれてた時 その部屋にいた一人のベテランが言った 「大丈夫だよ そんなんじゃアク禁にならないよ>原」 マヂか!? ちょっと喜んだけど やっぱり不安なので びくびくしながら 寝た 前へ |次へ |
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