《MUMEI》 『ヒッヒッ〜王子も占ってやるよ、おいで。』 「おう!頼むぞ、オババっ。」 『王子…これから先〜試されるだろうな。己の気持ちが揺るがねば…道も開けるだろう。』 「それは〜?」 『もうすぐじゃ!いずれ分かる時が来る。己の気持ちに正直にな〜。王子。』 オババは、そう言うと優しい顔で、俺とカイルを眺めた。 繋がった魂は〜簡単には切れたりはしないからな〜と言った。 この時は、オババの言葉の意味なんて、俺たち二人は、全然解らなかったんだ。 前へ |次へ |
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