《MUMEI》

ガラッ…
教授の後ろの窓が開いた。
「??」


教授は…

高畑を窓際に呼び〜手に持った、タイムスリップを外に放り投げた。


「ああっ!」
高畑は、叫ぶと同時に窓の外に飛び出して〜タイムスリップをキャッチした。


「あああ〜!!!!!」
地球の引力に逆らえずに落ちていく高畑に教授が声をかけた。


「それを着て、部屋に戻ってこい!タイムスリップ出来たら合格だ!」


…教授、ここ三階ですよね、シャレになりませんが…。


「原田くん、彼は〜変才だが、天人だから大丈夫だ!」


…いやいや〜教授、動揺してるでしょ?変人だが天才だから〜ですよね?全くもお〜カッ!となると見境つかなくなるんですから…。

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