《MUMEI》

あぁ真っ暗に
なる前に
家に帰りたい


私の部屋に…


必死に歩いていっても
どんどん
夜になってくる



ましろは、休憩を取りながら歩き続けた。


すると、うっすら階段が見えてきた。


きっと
月明かりのお蔭だろう…

空を見ると満月が出ていた。


ましろは小走りをして、階段に近づいた。

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