《MUMEI》 「それが──ご主人様のお部屋に‥?」 「うん‥。写真立ての後ろに立て掛けてあったんやけど──」 「彫られているのは‥グリフォンか‥」 「ぇ、グリフォン‥て‥何‥?」 「伝記に書かれている動物で──‥頭が鷲、体がライオンという変わった生き物でな‥」 「へぇ〜(驚)」 「神様の車を引いたり──欲に目の眩んだ人間を罰したりするらしいんです(苦笑)」 「ほな──グリフォンて神さんの世界と地上を行き来出来たっちゅーコト‥?」 「そうですね(微笑)」 前へ |次へ |
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