《MUMEI》 俺は〜恐る恐るシオンの方を見た。 そこに居たのは〜灰色の毛並みのブルーアイの狼娘。 …はい?なんで…シオンはどこ?まさか…? 俺の手を掴んでるのは灰色の狼娘。 『カプッ』 あっ…手を咬まれた。子供だからか、手加減したのか?あまり痛くない。 次の瞬間〜『ボンッ』俺と狼娘は煙に包まれた。 煙が消えた後…俺の容姿はシオンとソックリになっていた。狼娘はシオンになっていた。 「凛?シオン?」 煌とカイルの声がした。 「うっ…?」 煌とカイルが見たのは〜二人のシオンだった。 前へ |次へ |
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