《MUMEI》

「───────」

不思議やな──‥。

2人がココに来たんは

ウチの3歳の誕生日やった‥。

白兎と黒兎は‥‥‥

祖父様からウチへの──

誕生日プレゼントやったんかも知れへんな‥。

コレを隠してあったんは──‥

あの2人の方が喜ぶて思たからなんやろか──。

それにしても──

よう出来とる(微笑)

祖父様──

ホンマはしんどかったやろに──‥。

頑張って‥

ウチの為に作ってくれたんやな──。

≪グスッ‥≫

祖父様──‥

「おーきにな‥」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫