《MUMEI》 「齋…」 「暗〜どうしたんだえ?」 「あのなっ…」 「わかっておる…」 「は?」 「悲の事だえ?」 「うん…その…齋は…あの…」 僕の顔を見て、齋はフッと笑った。 「安心するが良い。儂が、愛しておるのは〜稚麻の母親だけだ。悲には、悪いがな…」 「齋…、じゃあ〜悲は…」 「…悲は〜お前達の母親〜当にソックリだえ。昔に戻ったようだ。赤字と儂と弁天と当。一緒に居たな…懐かしい…。」 「え?齋…稚麻の母親って…もしかして弁天様?」 齋の顔色が変わった。「ば…馬鹿を言うでない!そんな恐ろしい事を…あの女が…まさか…、稚麻の母親は〜普通のキツネだよ。優しい奴だった。」 …あ、ビックリした。でも、弁天様…って…。深く考えたら悪いな。止めよ(笑) 前へ |次へ |
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