《MUMEI》

≪シィン‥≫

「──‥ん‥」

何やココ‥‥

部屋‥‥?

邸にこないな部屋あったやろか‥‥‥‥。

てゆーかウチ林檎の木の下におったハズやなかったっけ‥?

≪テコテコッ≫

「ん‥」

兎‥?

スーツ姿の‥‥

白い兎と黒い兎が走ってく。

白兎と黒兎にそっくりや‥。

黒い方は右目赤いし‥。

「てゆーかここ‥」

邸やないみたいやけど──‥

ほな‥‥‥

ドコやの‥‥?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫