《MUMEI》

「よっ‥」

取りあえず立ち上がって──

改めて部屋を見回す。

「ん‥‥‥?」

扉がある──。

取ってに手をかけて引くと──

≪ギィ‥≫

鈍い音を立てて開いた。

「ゎ‥」

円いテーブルに‥

椅子が並べてある。

「何やろ‥」

≪くいっ≫

「ぇ」

さっきの黒い方の兎‥。

反対側を見ると‥‥

白い兎がどうぞ≠ト言うてきた。

「す‥‥‥座ればええの?」

≪コクン≫

「これからお茶会が始まるんです(微笑)」

「ゎ‥、喋っ‥」

「特別珍しい事では無いだろう」

「!?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫