《MUMEI》 「よっ‥」 取りあえず立ち上がって── 改めて部屋を見回す。 「ん‥‥‥?」 扉がある──。 取ってに手をかけて引くと── ≪ギィ‥≫ 鈍い音を立てて開いた。 「ゎ‥」 円いテーブルに‥ 椅子が並べてある。 「何やろ‥」 ≪くいっ≫ 「ぇ」 さっきの黒い方の兎‥。 反対側を見ると‥‥ 白い兎がどうぞ≠ト言うてきた。 「す‥‥‥座ればええの?」 ≪コクン≫ 「これからお茶会が始まるんです(微笑)」 「ゎ‥、喋っ‥」 「特別珍しい事では無いだろう」 「!?」 前へ |次へ |
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