《MUMEI》

珍しいやろ‥

兎が喋るやなんて‥。

白い兎も黒い兎も‥‥

白兎と黒兎そっくりの声‥‥

てゆーかまんまの声‥(驚)

「にゃ〜♪」

「ぇ‥」

チェシャ猫‥。

ん‥‥‥

「グレイ!?」

な‥‥‥

「何で‥??」

そない思てると──‥

白い兎がウチの名前を呼んだ‥‥

「!?」

名前で呼ぶて‥

有り得へんくない‥///!?

「紅茶をお注ぎしても?」


「ぁ‥うん、おーきに‥///」

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