《MUMEI》

「大丈夫っすか?」


「うん。」


10日前とは見違えるほど、子供は弱りきっていた。


さすがに
これは酷すぎるっす
これはもう限界っす


このまま続けていたら
死んじゃうっす


「お水っす。」


琉遠は子供にペットボトルを渡したが、子供は受け取らなかった。


「どうしたんですか?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫