《MUMEI》

「どうしたんの?」


「ありがとっす、ありがとっす。」


「うん…。」


子供は弱々しく言った。


「あっそうだ、これをあげるっす。」


琉遠は一枚のちとボロいA4の紙を子供に渡した。


「何これ?」


子供は紙を受け取り、少し見つめてから琉遠を見た。


絵には変な模様が書いてあり、知らない文字がびっしり書かれていた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫