《MUMEI》

私は仕事を再開させた。



「終わったー、のいは?」
「もうちょい…よし、終わり!」
私達は仕事を終えた。

私達が、帰る準備をしていると
「あっ遅かった…」
と小さな声で言われた、きっと生徒会室の鍵を閉め職員室に鍵を返すのが面倒だったのだろう

私は
「いいよ、いいよ、鍵は持ってくから、そのかわりに電気消してね」
そう言ってナオと一緒に教室を出て柚木君を廊下で待っていた


柚木君は教室の中をテトテトと歩き電気を消した。

ちょっと可愛いと思った。

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