《MUMEI》

でもその前に
この丸い絵のみたいのは


この
絵みたいのを書いたら
何かが
召喚されるのかな


でも
書くものなんてないし


あっ…
もしかして
自分の血で書くのかな…


その時部屋の外から足音が聞こえてきた。


「おい、生きてるか。」


「はい…。」


子供はちょっと大きめに返事をした。


それから壁に寄りかかった。

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