《MUMEI》 婚約て‥‥ まさか2人して‥///? ≪ドクン‥≫ 「ぁ‥えと‥、で‥、ソレとさっき黒兎が言うてた禁忌と‥どーゆー関係があるん‥?」 「それはですね──」 「好意を寄せるのはいいが、あくまでも主と執事という間柄を保たねばならんという事だ」 「───────」 「アリス?」 「ええやん、その方が(微笑)」 「「?」」 「だって──‥ウチ、今でも十分幸せやねんから(微笑)」 「そうか──ならいいが」 「せやから、これからもずっとウチの側におってな♪」 「はい(微笑)」 「いわれなくてもそのつもりだ」 「おーきに♪」 「ぁ‥、そうでした‥」 「ん?」 「紅茶の支度が出来ていたのをすっかり忘れてしまってましたね──(苦笑)」 「ぁ‥‥」 そういえば‥。 「では──お茶にしましょうか(微笑)」 「うんっ♪」 前へ |次へ |
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