《MUMEI》
 約束
俺と、結菜、の約束事
 
あのDVDを、どうしても、見たくなったら
一緒に見る事
 
自分の性癖を、恥じらわず、結菜に、話す事
 
本音で、嘘なく、話し、
2人で解決していく事
 
子供みたいに、指切りした 
姉「嫌ったり、しない、」「ううん、出来ないよ…」「大翔、以外に、好きになった人、いないから」
 
嘘でも…俺を勇気づけてくれる言葉だった
 
 
何だろう…心が、凄く、楽になった…
 
俺、自分を見つけよう
 
そう、強く思った
 
 
姉との関係を、続けていくには、
嘘も、いっぱいつくだろうし
世間を、欺かなくちゃならない
どこかで、自分を解放しなくちゃ
 
姉はそう言いたかったのかな…
 
俺が、もっと、しっかりして、姉を……結菜を、
守る為にも、
 
自分を理解して、強くならなくちゃ…
 
心に、深く、誓った

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫