《MUMEI》

「凛〜大丈夫か?ごめんな…オレ…」
カイルが心配そうに、俺を見つめた。


「カイル…俺の方が…悪かったんだ…ごめんな…でも…俺…お前だけだから…わかって?」


俺は〜カイルの漆黒の髪を撫でた。
カイルの首に手を廻して、唇にキスをした。


カイルは、俺の手首を眺めて〜跡が付いたな…ごめん。とまた謝った。


俺は首を横に振り〜「次は、優しくしろよなっ!」と言ってやった。


「ああ…分かったぞ」
そう言ってカイルが〜俺を抱き締め、優しいキスの雨を降らせた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫