《MUMEI》 入って来た客はすぐ近くのカウンター席に案内された。 見覚えのある姿が横を通り過ぎようとした。 そしてその客と達也の目があった。 「達也………。美咲…?」 金髪のイケメン。所長拓史だ。となりにいるのは、拓史の親友 滝沢文弥だ。優しい顔立ちだ。 「俺んときは一緒にどこにも行ってくんなかったくせに…。」 拓史が不機嫌そうにつぶやいた。 「俺、美咲さんと付き合ってるから。」 達也は思い切った。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |