《MUMEI》 お嬢様は何が起きたのか分からないといった様子で── でも自分の頬に触れたものが何かという事には‥‥ すぐに気付いたようだった。 「ハ‥‥白兎‥アンタ‥///」 「大丈夫ですよ、頬なら禁忌にはなりませんから」 僕はお嬢様に笑いかけて── こう言った。 「クロウには──内緒ですよ(微笑)」 「へ‥///!?」 「お願いしますね、『アリス』(微笑)」 「ぅ‥うん、ゎ‥分かった‥///」 お嬢様がそう言って下さったから── 僕はお嬢様の小さな手をとって微笑んだ。 これは‥‥ 僕とお嬢様── 2人の秘密。 クロウには── 絶対内緒にしておかなくてはね(苦笑) 前へ |次へ |
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