《MUMEI》 番外編・アリスと俺午後3時。 呼びに行ったが部屋にはいなかった為── 俺はアリスを捜していた。 ≪ゴソゴソッ≫ 「‥独りで隠れんぼか」 「ちゃうてばっ。探しもんや」 アリスは棚の陰からヒョッコリと顔を覗かせて── 頬を膨らませた。 なかなか愛しげな表情だな‥/// 「黒兎?」 アリスの呼び掛けで── 我に返った。 「何を捜している‥?」 俺が尋ねると──‥ アリスは困ったような表情をして俯いた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |