《MUMEI》 放課後の私立図書館にて… 「これ、おに〜ちゃん、この子、柴崎くん。中里は知ってるよね。」 「柴崎です、よろしく!」 「ああ、いっくん達のチームのサード、やってる子ね。」 「うん、今日、数学の時間助けてくれたんだ。ねっ!」 「へぇ!そりゃど〜も。」 「助けてなんかないよ、染矢のヤツが、気にくわなかっただけさ、嫌みなヤツだ!」 「柴崎くんて、ぶっきらぼうだけど、ホントは良い子なんだよ。」いっくんが言った。 「バカ…何が良い子だよ。」 照れる柴崎。 「くすっ…サアテ、今日の復習から、分からない所が、あったら質問して!」 「はあ〜い!」 前へ |次へ |
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