《MUMEI》

「おい、永嶋」


「あ?なんだ、染矢、何か文句あるのか?」


「お前って、ヒョーキンだな。」


「何が言いたいんだ?コノヤロ!!」


「そう、突っ掛かるなよ、ちょっと聞きたいんだ。」


「おー言ってみな。」


「なんで、そんなに元気なんだ?」


「へ!?」


「例えばさ、先生に問題指されて、出来なかったり、チョーク投げられたりしてもさ、なんでそんなに平気で居られるんだ?」


ボカッ…!!
「バカにすんな!アホタレ!!」


「ヒッ…な、なんでだ…あのバイタリティーが、何処から出るのか?…不思議だから…?ま、真面目に、聞いたのに…」

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