《MUMEI》

「バカだな、染矢おめぇ〜勉強出来ても、他の事は何も、知んないんじゃねぇの?」


「柴崎〜、なんで僕、殴られたの?勉強の他の事って何かあるの?

ねえ?柴崎〜ママだって、僕をぶった事ないのに…」


「付き合いきれねぇ!」


「教えてくれよぉ〜柴崎〜?」


イヤミなヤツ!
イヤミなヤツ!


あたしが、何にも感じない人間だとでも思ってんのか!


所詮、あいつら優等生には、やっても出来ない辛さなんて、分かんないんだ!ふん!


「どーせ、あたしはバカよ。あほくさ…野球しに行くべ…」

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