《MUMEI》

軽く寝息をたてている塁羅に、勳羅は軽くおでこにキスした。


「幸せな夢を。」


勳羅は塁羅たちの部屋を出て行き、自分の部屋へと戻っていった。


部屋に戻るとラルンがいた。


「何おでこにキスしてんだよ。」


「おやすみのでこキスだよ、しかも愛情つき。」

「いい加減子離れしろ。」


「無理だね。」


勳羅は笑顔で言った。

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