《MUMEI》
始マリ
まだ桜も完全に咲ききれていない春の日。
私、山野辺 侑香は中学生になる。
ここ、南が丘中学校はこの町に唯一存在する中学校である。
町の中には三つの小学校があり、
それぞれ卒業した生徒達は南中へと集まるのだ。
クラス発表の紙をみつけ、
親友の由梨と自分の名前を探した。
「由梨ー、あったー?」
「見つかんなーい…。侑はー?」
「ないー…あッ!!」
突然の出来事に私は叫んだ。
「何々?あった?」
すぐに由梨が駆けつけてきた。
「あったよー!!私も由梨も一緒だー!!後、美依ちゃんとイズもー!!」
「やったじゃん!!いつものメンバー!!」
美依ちゃんとは園田美依子のことで、
美依ちゃんはしっかりと自分を持ってる子だった。
イズは渡邊和泉。
美依ちゃんの幼馴染で計画性のある子。
んで、私の親友の由梨は、
宮本由梨。
私と似た性格で、気が合う友だった。
私達四人はいつも一緒にいた。
私と由梨はそれぞれ席につき、長い長い入学式を無事終えた。
作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
ケータイ小説サイト!
(C)無銘文庫