《MUMEI》 地下牢にてコンコン… 「凛くん…用意出来ましたか?」 煌が入って来る。 「うん、荷物なんてあまり無いしな。」 「急ぎましょう、5分間だけ、カイル様と話出来ますから…」 「煌…うん、行こう。」 カイルは〜魔王宮の地下牢にいた。 薄暗い廊下を通り…1つの牢の前で止まった。 「カイル?」 ガタン!… 「凛…?凛なのか?…お前、無事か?」 カイルは這って、鉄格子の前に来た。 「カイル…目隠し…」 「ああ、ヒデェだろ?王子にこの仕打ちだよ(笑)」 「カイル…、俺…人間界へ帰らせられちゃうよ…記憶奪われて…」 「凛!オババの占い、覚えてるか?」 …占い?あっ… 「うん、待つ事が幸せに繋がる。だろ?」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |