《MUMEI》
カイルとの別れ
「煌〜凛を頼んだぞ!信じてるからな。」


「はい、カイル様、私はカイル様の味方で御座います。暫くお待ちを…必ずや、お救い致します。」


「ああ、頼む。煌だけが頼りだ。」


「なあ、煌?父君王は、おかしくないか?いつもと違い過ぎる。調べてくれないか?」


「はい、煌もそのつもりです。お任せを…」


「では、カイル様、失礼します、凛くん、行きましょう。」


「カイル…じゃあ、またなっ!」


「凛…凛〜っ…待ってろよ…。必ず…」


俺と煌は地下牢を後にした。

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